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大槻香奈 個展「何度目かのお祝い」

大槻香奈 個展「何度目かのお祝い」

2019.8.16(金) – 9.29(日) 

10:00 – 18:00 月休

台湾 新竹市鐵道藝術村

   

美術作家・大槻香奈の台湾個展。

 

主にアクリル絵の具を使用した平面作品を中心に、少女・蛹・家など、

自身の興味の対象である「から」(空・殻)、

空虚さを感じるモチーフを通し、現代日本の情景を捉えようとしている彼女。

 

2016年に台中(綠光+marüte gallery)で開催された

台湾初個展「PUPA(蛹)」から3年。

今回は、成熟の象徴としての蝶のニュアンスを描く。

 

人は成長の意思さえあれば何度でも蛹になり、

新たな蝶になれるという思いを元に、2度目の台湾個展を開催。

 

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「何度目かのお祝い」

日本では古くから、お祝い時に(特に女の子に向けて)日本人形を贈る文化があった。それには「あなたの不幸ごとは、この人形が身代わりになってくれますよ」という意味があった。地域差はあるが、それは誕生日や結婚、出産、引っ越しなど、様々なタイミングで行われていた。しかし現代では、その文化は徐々に薄れてきている。昔の大きな家と比べて、今は人形を置けるスペースのない、小さなマンションに住むようになった事も関係している。世代が変わるごとに、家やその住人を見守ってきたお人形は、行き場を失い、次々と手放されるようになった。日本の人形文化に目を向けたとき、他人を祝福するひとつの大きな形の喪失に、私はなんとなく寂しいような気持ちになった。

 

私はいま絵を描いて生きている。これまで日本人形が背負ってきた役割を、ささやかだけど、自分が絵を描くことで叶えたいと思った。目の前にいる他人の、いま生きていることを祝いたい。今回はそんな「祝福」をテーマに、過去作から最新作まで発表いたします。

  

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EVENT

レセプションパーティー / 8.16(金)19:30〜

作家を囲んでささやかなパーティを開催します。お気軽にお越しください。

 

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らんちう

大槻香奈 Kana Ohtsuki

   

美術作家。嵯峨美術大学客員准教授。京都出身・東京在住。月に約一度のペースで、国内外問わず、様々な場所で展覧会を開催している。主にアクリル絵の具を使用した平面作品を中心に、少女・蛹・家など、自身の興味の対象である「から」(空・殻)、空虚さを感じるモチーフを通して、現代日本の情景を捉えようとしている。書籍の装画やCDジャケット等にも作品を提供するなど、イラストレーターとしても活躍の場を広げている。

   

URL_ohtsuki.rillfu.com

twitter_@KanaOhtsuki

instagram_@kanaohtsuki

   

   

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新竹鐵道藝術村 / Hsinchu Art Village

 

台湾政府が運営する芸術・文化施設。電車の倉庫をリノベーションしており、

鐵道文化の紹介ブースやギャラリースペース、カフェ、作家アトリエ等を備える。

アーティストのサポートや美術教育の啓蒙などを行い、

近年は台湾作家だけでなく欧州作家の展示開催等、

国際的な芸術交流も図っている。

 

花園街64號, 新竹市, 台湾  TEL +886 3 562 8933

HP : https://ja-jp.facebook.com/Hsinchuwarehouse/ 

 

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